おめでとう・・・一応な（ｗ

「この中に飛び込んだの、多分その猫だと思うの」
　しかし、幾らなんでこんな小さな球に入れるわけが・・・
「この球は空だから、何でも入れるし・・・どこまでも落ちることが出来るの」
　さらりと怖いことを言ってのけます。

　そこには羽の生えた女の子と・・・空色の、もしかしたら空の模型かもしれない球体が浮かんでいました。

　がんばれ！

　そこかしこに階段だのがあり、矢印で目印がしてありますがどこに行く為のものだかが全くわかりません。
　猫・・・猫はずっと上のほうから輝く瞳でこちらを見ています。

　猫はといえば、剥がれた空を伝ってバルコニーに飛びのっています。

　ソーダの泡が「パチパチ」とはじけることで、この古い空は生まれ変わって「空」に戻ります。
　ソーダ水が気持ち良くはじけてスッキリするのは、新しい空が入っているからなんですね。

　　　　　　 ・・・ｽｲﾏｾﾝ(´ω｀;

　その先は「空の落崩点」に接していました。
　空がすごい勢いで流れ落ちてきて、円筒草地がどんどん流されていきます。
　猫は・・・上に向かって泳いでいきます！