いつからここに彩りが無くなったのか、そういえば覚えていない。
記憶まで彩りを無くしているようだ。
西には未だに彩りがあるらしい。様々な文化がここで生まれたのだ。
いつになっても彩りは衰えず、そのまま世界を繕えそうだ。
世界は彩りのうちに色を無くす。