「死があなたと別つまで」8pくらい 人物: ・20代半ばの社会人女性。ノンケではあるが、そもそも恋愛にリソースを回せるほどの余裕のある人生を送ってない。 お昼ご飯は夕方〜夜間というような支離滅裂な仕事人生。 ・女子高生。夕方に見掛ける女性が気になるレズっ気のある子。 女性が食事中、ずーっと眺めているのが楽しい。 学校上がりの定番の場所。 内容。 仕事中の女性、モニタの前で唸ってる。 男性同僚がご飯に誘うも「んー、これ目処ついたら」でさくっと切って捨てる。 夕方〜夜にいつも行く店で女性が食事中、ずーっと眺めている女子高生。 何回か続いた挙げ句、女性がその女子高生に文句を言いに行く。 すると女子高生は開き直ったように「だって、あなたが気になるから」というようなことをさらっと言ってのける。 それからも店で食事をしているとその子が近くの席からこっちを見ている。 そういうようなやり取りを数日続けた挙げ句、女性は半ば諦めてむしろ同じテーブルにいれば少しは気にならないと言うことに。 何を会話するわけでもないが、何となく居心地の良い空間になってくる。 (慣れた感じ?) やがて女性も「恋愛対象として見れるか分からないけれど、友人よりは踏み込んで言い相手」として認識する。 仕事中にそんな事を考え、「そう言えば名前聞いてなかったっけ。今日にでも聞いてみるかな…」 が、その日から女子高生が姿を見せなくなる。 気になりつつも、きっと子供だし気まぐれよねと言い聞かせつつ日常に戻る。 一週間ほどして職場の古新聞を片付けていた所、なにげに見た地域社会欄に交通事故の記事。 被害者の顔写真は女子高生で、即死との内容。 終了。