いえ、都市のように道のようなものが通っていて、それに矢印の標識がついている、と言う点では街なのです。
　もっとも、こんな小さな窓に収まる都市があるとは聞いたことがありませんが、その喧騒は確かに伝わってくる気がするのです。

　どうやらテープは部屋に入れないためでなく、部屋から出さないためのものだったようです。
　気付けば向こうの方に窓の明かりが見え、落雷が道筋のようにそこへと通じています。

　雲は書き込まないほうがそれっぽかなーと思いまして〜

　入り口には赤いテープが張り巡らされていて、「KEEP OUT」と刻印されています。
　とはいえ、ここまで来て立ち往生というわけにも行かないでしょう。

　そして遅れてすいません（汗

　アルザさんの日を記念して作られました。

　こうしてみると、ここは巨大なホールのようにも思えてきます。あまりにも広すぎて、端まで想像もつきませんけれど。頭がくらくらしてきそうなので、とっとと上まで行きましょう。

　街の更に上にはまたもや輝く開口部があります。
　何はともあれ、そこに向かってみましょう。

　　　　　　　走りつづけます。

　そして、「つまり大地とは、踏みしめて歩むことにこそ意味がある」、と言わんばかりに延々と昇りつづける階段（梯子？）がそこにはありました。
　他の光捉エレベーターも似たようなもののようです。

　気が付くと向こうには上方の大地に向かって伸びる、幾筋もの光が見えてきました。
　どうやら、それを使えば上の方に向かえるような気がします。上の方に何があるかは分かりませんけれどね。